てんかん治療歴27年目

てんかんと診断され、治療27年目です。長く付き合っていく病気です。その期間中の出来事や治療について、正直挫折感もたくさん経験しましたけど思いについて綴っていきます。

ブスーっとした顔してませか?

てんかんという病気に関わらないのでしょうが病気になったり、物事がうまくいかなかったりすると機嫌が悪くなります。

自分はこんなに一生懸命やっているのになぜうまくいかないんだ。なんで病気にかかってしまったんだとか被害者意識が強くなります悲劇のヒーロー、ヒロインになってしまうんです。

そしていじわるになっていく。人がうまくいっているのを嫉妬してしまう。
物語では不屈の闘志で乗り越えてハッピーエンドになりますがこの病気は1年2年で完結するような簡単な話ではありません。第一ドラマでは主人公はどんな苦しい目にあっても前向きに立ち向かっていく。目の輝きは失っていないですよね。

かたやこの病気は10年20年と長きに亘って抱えていく大河ドラマです。私自身治療も30年近く行っています。知らず知らずの内に負けちゃうんです。

私たちのドラマは世の中でいうハッピーエンドにならないかもしれません。
差別され、苦しみ死んでしまいたいと思うこともありました。
私には理解してくれる家族がいたので随分と気持ちが癒されたのですが独りで悩んでる方もいるでしょう。

ここで自分を振り返ってみてください。悲劇のヒーロー、ヒロインの表情はどうですか?諦めきってぶすーっとした顔していませんか?いじわるになっていませんか?そんなつまらなそうで覇気のない顔で周りのみんなを遠ざけても何の得もしませんよ。

周囲に媚びて生きていけというわけではありません。病気という事実を受け止めて自分で自分の機嫌をとったほうが楽しく生きていけます。てんかんは基本的にくすりさえ飲んでいれば普通の生活に支障のない病気です。

明るく笑って過ごしていたほうが自分も楽しいし、周りも近寄りやすいのでしょうか。病は気からとも言いますが、気持ちや表情一つでずいぶんと変わってくるものです。さあ鏡の前でチェック!!

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読んでいただきありがとうございました。あくまで個人の感想です
治療については主治医とご相談ください。
パープルデー?
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