てんかん治療歴27年目

てんかんと診断され、治療27年目です。長く付き合っていく病気です。その期間中の出来事や治療について、正直挫折感もたくさん経験しましたけど思いについて綴っていきます。

【自立支援制度】って知っていますか?

てんかんと診断された場合、基本抗てんかん薬を生涯服用していくことになります。長期間にわたる治療なだけに、医療費の負担は大きくなりがち。そんなときに利用したいのがさまざまな福祉制度。その中でまず申請しておいたほうがいいものに「自立支援医療制度」があります。

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てんかん自体は精神疾患ではありませんが、日本の制度上脳の病気であるてんかん精神疾患に分類されています。制度自体は知っていても嫌がって申請しない人がいますが、ここは割り切ってまず申請。


自立支援医療制度とは 医療費負担を3割→1割に
自立支援医療制度」とは、てんかんを含む精神科の病気と診断され、通院治療が必要な人に対する助成制度で医療費の負担を減らすことが目的です。

自立支援医療制度の有効期限は1年。毎年更新が必要です。認定された際に交付される「自立支援医療受給者証」「自己負担上限額管理票」を病院や薬局を利用する際に毎回提示します。


◆申請はどこで

自立支援医療制度の利用申請は、市町村の窓口です。窓口の名前は自治体によって異なりますが、「保健福祉課」などという名前のところが多いです。不明な場合は、「自立支援医療制度の申請をしたい」と伝えて窓口を教えてもらいましょう。→私のところは健康づくり課とかいう名前でした。


手続きに必要なものは4つです。

①申請書

②診断書

→申請日から3ヶ月以内です。対象は指定自立支援医療機関に限られるので注意が必要。

→私の地区では診断書は初回、後は2年に1回でした。

③所得が確認できるもの

課税証明書、非課税証明書、生活保護受給証明書など、世帯の所得を確認できる書類を用意します。市町村の窓口で手に入るものがほとんどです。

④健康保険証

加入している医療保険の被保険者証、被扶養者証、組合員証などです。世帯全員の名前が記載されているものを持参。コピーで大丈夫です。

→私のところは個人名で大丈夫だったような。

以上は一般的な例です。ここで注意しなければいけないのは市町村によって書類や手続きの仕方が変わるところです。


世帯収入の限度額も市町村それぞれ違います。場所によっては時間もかかりますのでうまく調整してください。長く付き合う病気ですからね。


読んでいただきありがとうございました。あくまで個人の感想です。
治療については主治医とご相談ください。
パープルデー?
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